二次性高血圧の種類としては、腎性高血圧、神経性高血圧、血管性高血圧、心臓・内分泌性高血圧、外因性高血圧、妊娠中毒症による高血圧などがあげられます。
このうち、最も多くみられるのは腎性高血圧です。
腎性高血圧は二次性高血圧の内約75%を占めています。
・腎性高血圧は、腎臓の病気によって高血圧が引き起こされるものです。
腎臓の障害部位によって、さらに腎実質性高血圧と腎血管性高血圧に大別されます。
腎臓にある糸球体そして尿細管には、体内の余分な水分や塩分を尿によって排泄する役目があります。
腎実質性高血圧は、腎臓のこうした働きが低下して起こります。
原因となる腎実質性疾患には、糸球体腎炎、腎盂腎炎、水腎症、のう胞腎、痛風腎、糖尿病性腎症などがあります。
その約80%が高血圧を合併しています。
腎血管性高血圧は、腎動脈の狭窄によって起こる高血圧で、大動脈炎症候群、腎動脈硬化症、腎梗塞などが原因となります。
腎性高血圧には、このほかにも腎周囲性膿瘍による腎周囲性高血圧、ウイルムス腫瘍をはじめとする腎臓に発生した腫瘍が原因の腎腫瘍性高血圧などがあります。
腎実質性疾患や腎血管性疾患などを発症すると、血圧を上げる働きのあるレニン、アンジオテンシンという昇圧物質が増加するため、血圧が高くなると考えられています。
腎性高血圧は、高血圧に伴って血尿やたんぱく尿、頭痛、むくみ、貧血などの症状が現れることがあります
いつまでも健康であるために